アクタイオンの死

National Gallery / Wikimedia Commons (Public domain)

アクタイオンの死

The Death of Actaeon

制作年
1559–75年頃
サイズ
178.8cm × 197.8cm
美術様式
ルネサンス
技法
油彩

左に大きく踏み出す女神ディアナと、右で猟犬たちに襲われるアクタイオンが描かれています。水浴びの姿を見てしまったアクタイオンは鹿に変えられ、自分の犬に倒されようとしています。頭だけが鹿になり、体はまだ人間の姿です。

ディアナが持つ弓と背中の矢筒は、狩りの女神のしるしです。矢を放った直後のような腕の形ですが、弓の弦は描かれていません。

「ディアナとアクタイオン」の続きにあたる絵で、1559年の手紙でフェリペ2世に伝えた作品とみられますが、王には届けられませんでした。完成していたのかどうかは議論が分かれています。

暗い森と空を形づくる、荒々しい筆づかいが見どころです。1972年からロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵しています。