狩りから戻った2人のニンフが、森の中で休んでいます。左のニンフが、もたれかかる相手の髪に花を飾っているところです。女神ディアナ自身は描かれていません。
木に掛かった矢筒、手前の矢筒と弓、右に置かれた獲物の鳥は、2人がディアナに仕える狩りの仲間であることを表します。
右下にブーシェの署名と1748年の年があり、ブーシェとその工房による作とされます。扉の上を飾る絵だったと考えられています。1745年に描いた絵とほぼ同じ構図に、狩りの道具や獲物を加えたものです。
女性たちのやわらかな肌や赤と金の布と、青みがかった森の奥行きの組み合わせが見どころです。