絵画芸術

Kunsthistorisches Museum / Wikimedia Commons (Public domain)

絵画芸術

The Art of Painting

別名:画家のアトリエ、絵画の寓意

制作年
1666–68年頃
サイズ
120cm × 100cm
美術様式
バロック
技法
油彩

背を向けた画家が、青い衣のモデルを描いています。モデルは、月桂樹の冠をかぶり、トランペットと本を持っています。これらは、歴史の女神クリオのアトリビュート(その人物を見分けるしるし)です。トランペットは名声を、本は歴史の記録を表しています。

1666–68年頃の作品です。絵を描くことの意味をテーマにした寓意画(考えを人物や物で表した絵)で、フェルメールはこの絵を売らずに手もとに置いていました。死後、借金の返済のために手放さないよう、妻が守ろうとしたことも分かっています。

手前の重いカーテンをめくって部屋をのぞくような構図と、壁の大きなネーデルラントの地図が見どころです。20世紀にはヒトラーの手に渡りましたが、戦後オーストリアに戻りました。