黄色い上着の女性が、羽根ペンで手紙を書きながら、ふと顔を上げてこちらにほほえんでいます。テーブルの上には真珠の首飾りやリボンが置かれています。
1665年頃の作品です。白い毛皮の縁取りの付いた黄色い上着は、「真珠の首飾りの女」などほかの作品にも登場し、フェルメールの家にあった服だと考えられています。
背後の壁には楽器を描いた絵が掛かっています。当時の絵では、楽器は恋を表すことが多く、女性が書いているのが恋文であることをほのめかしているのかもしれません。
画面の外にいる誰かに見られたような、自然なしぐさが見どころです。2011年の「フェルメールからのラブレター展」で来日しました。























