青い上着の女性が、窓のある方に向かって立ち、両手で持った手紙を読んでいます。背後の壁には大きな地図が掛かっています。
1663年頃の作品です。窓そのものは描かれていませんが、女性の顔や壁に当たる光で、左側に窓があることが分かります。ふくらんだ上着から妊娠している女性とする見方もありますが、当時の流行の服の形だという説もあります。地図は、手紙を送った人が遠くにいることを思わせます。
上着には、ラピスラズリという宝石から作る高価な青の絵の具(ウルトラマリン)が使われ、壁の影にも青みが感じられます。
修復を終えたばかりの姿が、2011年の「フェルメールからのラブレター展」で日本で初めて公開されました。























