赤いドレスの女性が、そばの男性にワイングラスを勧められ、こちらに笑みを向けています。奥のテーブルでは、もう一人の男性が頬杖をついています。
開いた窓のステンドグラスには、手綱を持つ女性が描かれています。手綱は「節制」(欲をおさえること)を表す女性像のアトリビュート(その人物を見分けるしるし)で、お酒をすすめられる場面に、ほどほどにという戒めを添えていると考えられています。
1659–60年頃の作品です。ワインと男女を描いた場面は、当時のオランダで人気の題材でした。
赤いドレスのつややかな光沢と、窓から差し込む光が見どころです。壁には男性の肖像画も掛かっていて、場面を見張っているようにも見えます。























