三人が音楽を奏でています。ヴァージナル(小型の鍵盤楽器)を弾く女性、背中を向けてリュートを弾く男性、楽譜を手に歌う女性です。
1663–66年頃の作品です。右側の壁に掛かる絵は、バビューレンという画家の「取り持ち女」で、フェルメールの家族が持っていた絵だと分かっています。同じ絵は「ヴァージナルの前に座る女」にも登場します。音楽の場面に恋の取引の絵を添えることで、音楽と恋の結びつきをほのめかしているとも考えられています。
1990年、アメリカのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館から、レンブラントの作品などとともに盗まれ、今も見つかっていません。美術館には、空の額縁が今も掛けられています。























