婦人と召使

The Frick Collection / Wikimedia Commons (Public domain)

婦人と召使

Mistress and Maid

別名:女主人と召使

制作年
1666–67年頃
サイズ
90.2cm × 78.7cm
美術様式
バロック
技法
油彩

黄色い上着の婦人が手紙を書いていたところへ、召使いが別の手紙を差し出しています。婦人はペンを置き、あごに手を当てて、驚いたように召使いの方を見上げています。

1666–67年頃の作品です。フェルメールの作品の中では人物が大きく描かれ、背景は暗い無地のままです。そのため、未完成なのではないかという見方もあります。

手紙が届いた瞬間の、二人のあいだに流れる緊張感が見どころです。手紙の中身は描かれておらず、見る人の想像にゆだねられています。

アメリカの実業家ヘンリー・クレイ・フリックが亡くなる直前の1919年に購入した、最後のコレクションとされています。