金色のドレスの女性が、ギターを弾きながら、画面の外の左側を向いてほほえんでいます。
1672年頃の、フェルメールの最晩年の作品です。女性を画面の左端に寄せ、右側を大きく空けた、それまでにない大胆な構図になっています。視線の先にいる誰かの存在を思わせます。
ギターの弦は、ややぼかして描かれ、音を鳴らして震えている様子を表しているようです。光の当たるドレスの光沢や、真珠の首飾りにも注目してみてください。
ロンドンのケンウッド・ハウスが所蔵しています。1974年に盗まれましたが、数か月後にロンドン市内の教会の墓地で見つかりました。























