牛乳を注ぐ女

Rijksmuseum, Amsterdam

牛乳を注ぐ女

The Milkmaid

制作年
1660年頃
サイズ
45.5cm × 41cm
美術様式
バロック
技法
油彩

台所で、女性が陶器のつぼから器へ、ゆっくりとミルクを注いでいます。テーブルにはパンとかご、壁には真鍮の器が掛かっています。

1660年頃の作品です。召使いの女性の何気ない仕事を、まるで大切な儀式のように落ち着いた姿で描いています。足もとの壁ぎわにはデルフト焼きのタイルが並び、その手前には小さな足温器(炭を入れて足を温める道具)が置かれています。

青い前掛けには、ラピスラズリという宝石から作る高価な青の絵の具(ウルトラマリン)が使われています。パンやかごには光の粒のような白い点が置かれ、窓からの光が細かくきらめいています。

日本では2007年に国立新美術館で、2018–19年には「フェルメール展」で公開されました。